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絆メール (3) これは近くある市長選を前提とした 現職市長に対するネガティブキャンペーンです。
ただし、誹謗中傷を目的とするものではありません。市政の実態を明らかにして市民の皆様に正しい判断をしていただく為のも のです。
アメリカの大統領選挙などでは、当たり前のことになっていますが、日本人のメンタリティには馴染まないと言う理由で、日本に おいてはほとんど、ネガティブキャンペーン的な政治手法は行われていません。
しかし、鹿児島市のこれからを考える上では、市役所OB市長が長く続くことによるネガティブな部分も明らかにし、広く知ってい ただく必要があると思います。
市民の皆さん、よく考えてみて下さい。
例えば、近くある鹿児島市長選挙において、現職市長が8年の長い間に為政者として『鹿児島市を、どう良くしたのか?どうダメ にしたのか?』さえ検証・評価されずに、現職の強みのみを最大限に利用して鹿児島市長に三選されたとします。そして、仮に50 %以上の鹿児島市民が、この8年間の市政に不合格点をつけていたとしたとします。そして、仮にこの8年間の市政の問題点が、 28年間の長きに渡り、市役所幹部職員OBが市長を務めていたことによる弊害から来たものであると考えていたとします。
あくまでも、そういう前提で考えた時ですが、現職市長の三選は、市長選挙において、本当に大多数の一般市民が次の4年間の 市政を託するに値するかどうか疑問が残る市長がなってしまったと言えるのではないですか?
そのような選挙は民主主義の精神と自治の精神に基づけば、あってはならないのです。私達『これでいいのか鹿児島』は、市役所 幹部職員OBである現職市長に、今から4年間の市政を託したら、鹿児島市は再起不能となるぐらいダメになって行くとの強い 危機感を持っています。次の4年間は民間人に市長をやって欲しいと思っています。
一般市民の皆さん!! 旧態依然とした密室談合型の鹿児島市長の選ばれ方をこのまま受け入れるのですか?
■ 鹿児島市の財政状態は決して健全ではありません。借金も既に280億円あります。しかも、市立病院移転など莫大な額の 支出が予定されています。また、鹿児島市交通局の年間6億円近い赤字など赤字事業がかなりの数あります。
■『これまでの行政は無難に執行されていた。』この現職市長の市政への評価は当たりません。しがらみを打破出来ずに、問題 を先送りして『何もしなかった。』だけです。上町や天文館など旧市街地を元気にする政策は何もなされなかったと言って過言 でありません。合併で編入された桜島地区、喜入地区、松元地区の周辺地域が見捨てられています。
■ 好むと好まざるに拘わらず、この国が大きく変わらざるを得ない状況にあって、それぞれの地域も自助自立していかなければ ならないにもかかわらず、行財政改革や積極的な地域浮揚政策を『何もしない。』ことは、地域の衰退・後退を意味します。 観光振興に無頓着な鹿児島市政では九州新幹線全線開通効果を長期的に享受出来るか疑問です。
■ 例示すれば切りがない程、市民感覚からはずれた行政サービスが多すぎます。乳児の医療補助の現金支給がいい例です。 児童クラブ託児所待機児童も多いです。今の市政は働く女性に冷たいと言えます。
■ 今の時代、民間に任せた方がいい多くの公共サービスが公設官営でなされています。官業の民業圧迫であるだけでなく、さら には、そのほとんどが赤字事業です。20億円で4つ目の高齢者福祉施設を伊敷に作るよりも、市内の民間の温泉施設を高齢者 が無料で利用出来るようにすればいいのでは...(市が助成すれば簡単なことです。)
鹿児島中央駅のタクシー乗り場問題や貸切バス駐車場問題に見るごとく、鹿児島県の県都としての視点からの政策が欠けると 共に県の政策との調整機能が存在していません。鶴丸城の楼門復興も『県有地だから、云々』は解決不可能な問題ではないは ずです。
■ 一般市民の所得水準に比べ、市職員(ラスパイレス指数101.7=年収約790万円:2010年)や市の外郭団体の職員の給 与水準(退職金も含む)が高すぎます。国家公務員、鹿児島県職員(ラスパイレス指数95.5)よりも高水準にあります。しかも、 地方公務員法第24条違反とみなせる『わたり』が残っている役所も近年は日本中殆ど無くなりつつあるのですが、鹿児島市は 未だ是正されていないようです。
■ ゴミ収集や学校給食についても市役所で職員を抱えてコストの高い直営方式をいつまでも続けるのは市役所幹部職員OB 市長では『柵』を断ち切って市民に最良の行政サービスを妥当なコストで提供するための改革が出来ない証明と言えます。 給食はセンター方式にしてゴミ収集も委託を100%にすべきです。