鹿児島市の水道料金は、広島市の水道料金より30%も高く、福岡市よりも高い。東京並みの料金です。
鹿児島市役所職員の給与は、国家公務員よりも高く、鹿児島県庁の職員の給与より約7%高い。(ラスパイレス指数102弱)
この8年間で430人(7%)の職員を減らしてはいるが、指定管理制度により114施設で民間委託しており、その職員減を考慮すると、逆に職員数は増加したと見るべきです。更に、正職員は減らしても契約職員が増えているため人件費総額は増加していると考えてよいでしょう。
鹿児島市交通局も、鹿児島市立病院も、桜島フェリーも、鹿児島市水道局も実質年間数億円単位の赤字を出しています。 この赤字は鹿児島市の本会計から補てんしています。
鹿児島市が伊敷に建設予定の4番目の高齢者福祉センターに20億円以上の支出を予定しています。これは一例に過ぎません。
鹿児島市の基金残高は256億円に減少しています。このうち財政調整基金・建設事業基金・市債管理基金の財政3基金は、平成17年度315億円から22年度の5年間で161億円に減少しています。
先人の遺産である、九州新幹線が全線開通して鹿児島市への観光客が増えたのも去年一年間だけ。今年6月から10月まで、前年割れの数字になり、9月は対前年18%減と過去最高のマイナスです。